キャンピングカーを買うまで #1

キャンピングカーを買おうと思った理由

空前のキャンプブームですね。
芸人さんがソロでキャンプを楽しむ動画が話題になったり、キャンプに出かける女の子の漫画が人気になったり。
YouTubeにはキャンプ動画がたくさんアップされています。
そんな私も若い頃から自転車にたくさんの荷物を積み込んで、日本のあちこちをキャンプしながら旅行を楽しんでいました。
ベッドこそ積んでいませんがキャンピングカーの自転車版みたいな感じですね。

数十年前の長距離サイクリング、国道52号線での一コマ

そしてうちの奥さんもキャンプ好きなので、一緒に愛車のホンダフリード+にキャンプ用品一式を積み込んでオートキャンプを楽しんでいました。

吉井竜天オートキャンプ場

そんな普通にオートキャンプを楽しんでいた私が、なぜキャンピングカーを買おうと思ったのか?
そして、思い立ってからキャンピングカーを手に入れるまでのいきさつをお伝えしようと思います

杜のテラスオートキャンプ場

愛猫と一緒にキャンプに行きたい

我が家には愛猫が一匹います。一般的には猫は1泊程度なら留守番ができるといわれています。
実際、前に飼ってた子メインクーンは一晩留守にしても全然平気でした。
今うちにいる子も同じくメインクーンです、メインクーンは大型種です。
この今の子は図体の割りにはなかなかの小心者の上、体が弱く留守番はちょっと無理なのでどうしても一緒に連れて行かなくてはいけません。
飼い猫はワンちゃんと違って外で用足しはしないので、猫用のトイレも持って行く必要があり、ただでさえキャンプ道具で満載の車にさらに猫用のトイレと移動用のケージも積み込まなくてはいけません。大型種なのでケージもそれなりに大きく車内はいつもギューギュー詰め。

猫は普段の生活環境が変わるのを嫌う動物です。
キャンプに連れて行かれるだけでもストレスなのに、狭い車内で揺れながらの移動は本当にいい迷惑です。
キャンピングカーなら荷物を積んでも広い居住空間がありますから、多少はストレスが軽減できると思ったのです。

荷物は常に満載、これに愛猫のトイレとケージも積み込みます

毎回の荷物の積み込みと撤収が大変

キャンプは大自然の中での生活が醍醐味ですが、快適に過ごせる穏やかな晴れの日ばかりとは限りません。
酷暑や極寒、テントやタープが飛ばされそうな強風、それに加え時として雨や雪も容赦なく降るときもあります。そんな悪天候の中、テントやタープの設営とその他機材の撤収は本当にしんどいですよね。

雪が降った冬の吉井竜天オートキャンプ場

テントの設営時はまだこれからの楽しみがあるから頑張れますが、帰宅のための撤収時に荒天に見舞われると悲惨です。
ずぶ濡れになりながら濡れたキャンプ用具一式をまた車の中に押し込まなくてはいけません。
しかも、出発時のようになかなかきれいに収まり切らない事もしょっちゅう。
帰宅後、テントやタープを乾かしたり使った寝袋や火器などの手入れも待っています。
もちろん、それらすべてを受け入れて自然を味わうと言う考えもありますし、私も若い頃はそうしてきました。
ですが、50歳を超えると正直それがなかなかしんどいんです。
テントの設営、撤収もそうなのですが、私たちが使っていたテントは比較的小型なので出入りに腰を大きくかがめなければならず、これもまた本当にしんどいんです。

キャンピングカーなら荷物の積載空間も多くベッドやキッチンも備え付けられているので、出先で悪天候に見舞われたとしても基本的に外へ出ることなく全てを車内で完結させることができます。
つまり、設営と撤収の手間がなくなるというわけです。

カッコいい

そんな中、漠然と思い浮かんだのがキャンピングカーと言う訳です。
当時のキャンピングカーに対する私のイメージはこんな感じです。
1,カッコいい
ある意味あこがれです

2,気軽に出かけられてどこででも寝泊まりができる
テントやタープ、寝具、調理器具の設営設置と撤収が不要
(実際はどこで寝泊まりしても良いと言うわけではありません)

3,清潔で快適なプライベートトイレが付いてる
キャンプ場のトイレがきれいで無くても躊躇しない
(キャンピングカーによってはトイレはオプションです、また使用後のメンテナンスは全て自分でメンテナンスをしなくてはいけません)

4,車内で料理ができる
キッチンが付いていますからね
(車内ではバーベキューなどの豪快な料理は難しく、料理によっては車内に臭いが付くので料理内容を選びます)

5,災害時の避難シェルターとして使える
奥さんは阪神淡路大震災を、私は東日本大震災を経験しているので、これはかなり必要性を感じていました
(ペット同伴で避難所に入れなかったり仮に入れても他の方への迷惑となる場合がありますが、キャンピングカーならその心配もありません)

こんな感じでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次は「キャンピングカーを買うまで #2」です。

コメント