キャンピングカーを買うまで #3

購入候補の絞り込み

さて、5種類のキャンピングカーの中からどれを選ぼうか?
悩みました。
私は小型で価格が手頃、取り回しが楽で燃費が良く、駐車場を選ばずドライブスルーにも入っていける軽キャンピングカーが良いんじゃ無いかって考えました。
だって、非の打ち所が無さそうでしたから。
正直言ってすでに軽キャンピングカーであちこちを旅行している自分の姿を思い浮かべて浮き足立っていましたが、単にカタログやホームページの写真を見ただけではキャンピングカーの内部の雰囲気などは正直全くイメージできません。

大阪キャンピングカーショー2016へ


そんな中、インテックス大阪で「大阪キャンピングカーショー2017」が開催されることを知ります。
百聞は一見に如かず、これは出かけるしかありません。
本物のキャンピングカーをこの目で見ることができるのですから。

開催日当日、会場に到着しました。
もう胸は高鳴っています。
会場にはワンちゃんを連れているお客さんが多く見られました。
介助犬以外のワンちゃんがイベント会場にいるのって初めての経験です、それもたくさん。
愛犬と一緒にキャンピングカーでお出かけする人が多いのだろうと言うことは容易に想像できます。うちも愛猫と一緒にお出かけしたいのですから。
ずいぶん昔に、折りたたみ式のカヌーに犬を乗っけて川を旅するおじさんが有名になった事がありましたが、そんな感じですね。

会場に入ると、あるわあるわ夢にまで見た本物のキャンピングカーがわんさか並んでいます。
お値段見てびっくり仰天しました。
はっきりとは覚えていないのですが、ゼロが並ぶ並ぶ。
確か、高い物は2000万円オーバーだったと思います。
思わずつぶやきました。
「家やん、こんなの買えっこないやん」
ですが、インパクトが大きかった物は「FIAT」をベースとした大型バスコンだった事に気づきます。早々にバスコンは見送り決定!

当初の候補は軽キャンピングカー

気を取り直して、いろいろ見て回ります。
軽キャンピングカー、やっぱり良いじゃん。
こぢんまりしているところなんか秘密基地っぽいし♡
お値段は300万円台〜で、やはりお求めやすい価格設定になっています。
もちろん、重量税なども軽自動車扱いとなります。
でも、よくよく見たら定員の4名乗車すると4名ぴったりのサイズで全員がゆったり就寝する事は難しそう。
収納場所もあちこちにはあるけれど、4名分の各自の荷物を入れるところは無さそう。
4人用テントは4人では狭いのに少し似ています。
つまり、4名は最大搭乗人数ということであって、快適に使うには2名程度だという事がわかりました。(個人の感想です)
これは、やはり現物を見なければ気づくことはできなかったことです。

お手頃価格のライトキャブコン発見


目を引いたのがAtoZ社製普通車のキャブコンAMITY、お値段3,821,000円〜
あら?普通車のキャブコンでも300万円台!この価格帯なら買えそうだし、定員が6名で6名全員がゆったりとは行かないまでも、そこそこ余裕を持って就寝するスペースが確保されてます。
ただやはり大人6人分のプライベートの荷物と一緒というのは厳しそう。でも私ら夫婦と愛猫1匹なら全員の荷物を積み込んでもかなりゆったりと過ごせそうです。
お値段が抑えられてるにもかかわらず、安っぽさを感じることもありません。
車体全体の大きさも、かつて仕事で使っていた2トンの箱付きトラックとほぼ同じで運転も大丈夫そう。
お買い上げ候補に決定!

ちょっと異端児のトレーラー

最後にトレーラーを見に行きました。
スタッフさんがしきりに価格と維持費の安さ、キャブコンと変わらない居住性の良さをアピールしてきます。
とても魅力を感じますが、トレーラー特有の癖の強い挙動と言うのが気になります。
特にバックが難しいそうですから、方向転換が必要なときは困るかもしれません。
また、出かけるたびに行う牽引車との接続と解除もちょっと面倒かもしれないし、1600ccのエンジンパワーのフリードではパワー不足感も否めません。
牽引免許の必要は無く普通免許で運転できるものの、私らの年齢で夫婦が新しい運転環境に短時間で確実に慣れる事ができると言う保証はないので見送ることに。

そんなわけで我が家は数あるメーカーの中からAtoZ社のAMITYを最有力候補として本格的な検討に入ることになりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次は「キャンピングカーを買うまで #4」です。

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