AMITYへのカメムシの侵入を阻止せよ!その1〜その2

AMITYの防虫化計画その1

私が住んでいる地域は自然が多く、暖かい時期になるといろんな虫がやってきます。
ただ、中でもカメムシが何故かやたら多いのです。
AMITYには虫が入ってこないように、窓とエントランスドアに防虫ネットが付いていますから、虫が活動する時期に窓を開けても開け閉めの時さえ気をつければ基本的に虫は入ってきません。

それなのにカメムシが活動する時期になるとAMITYへの侵入を試みるカメムシがやたら増えてきます。
侵入を試みるとはどういうことか?
こういうことなんです。

写真は天井に付いているMaxFanの換気口に付いているメッシュをはずしたところです。
多いときは2〜3日でこれくらいのカメムシが侵入を試みます。
窓は閉め切っていますから窓からの侵入はありませんが、MaxFanから侵入しようとする個体が本当に多いのです。
もちろん、MaxFanの上蓋も締め切っているにも関わらずです。
幸いなことに、刺激を与えていないので臭いが車内に充満することはありません。

そこで、MaxFanの構造を見てみたところ、MaxFanの外部に防虫ネットが備え付けられているのですが、そのネットの目が約5ミリ四方のとても粗い目だったわけです。
カメムシのことを調べると、カメムシは2ミリの隙間があれば侵入することができるそうなので、5ミリ四方の網目など朝飯前です。

そこで、まず試みたのが網目に換気扇用のフィルターを付けることです。
通気性を殆ど損なうこと無く確実に虫の侵入を阻止できると考えたわけです。
それがこれです。
いったんネットを外し、換気扇用フィルターでネットを巻き込んでグルーガンで固定しました。

ところが、これは全く効果はありませんでした。

AMITYの防虫化計画その2


その1での対策は全く効果がありませんでした。
と言う事は当然のことながら他に侵入経路があると言うことです。

屋根に取り付けられているMaxFanの蓋と屋根の間には15㎜ほどの隙間があるのですが、ここはどうしても紫外線が当たるので簡易的に隙間を塞いでも、素材から厳選していかないとすぐに紫外線でボロボロになることはわかっているので、少しでも紫外線が当たらない場所を探します。
すると、アミティの屋根に開けられた四角い換気口に、雨水の吹き込みを防ぐエッジが設けられており、そのエッジの上端とMaxFanの蓋との間に10mm近い隙間があることがわかりました。
エッジ上端の周囲にはゴムパッキンが取り付けられているのですが、このゴムパッキンがあっても蓋との隙間は空いたままなのです。(このパッキン、意味あるの?って感じです)

カメムシはまず屋根とMaxFanの間の隙間から侵入し始めます。この隙間は蓋を目一杯閉めても上記の通り15mmほど開いているので、カメムシにとっては蓋は閉まっていないも同然です。
そのあと、雨の吹き込み防止のエッジと蓋の隙間から入り込んでくるわけです。
この隙間を塞ぐことにします。

エッジと蓋の隙間をうまく埋められるものは無いか?
柔軟に変形して蓋と密着するものを探しました。
いろいろ物色した結果、100均で「長い起毛タイプのすきまテープ」なるものを発見。
これをエッジに取り付ければ、長い起毛が柔軟に変形してカーブを描いている隙間を埋てくるはずです。
写真は使い切った残りです。

ただ、隙間無くきれいにこのテープを貼るには、MaxFanの蓋が邪魔なので蓋をいったん外すことにしました。
まず、MaxFanを開いたときに現れる左右2本ずつ、計4本の黒いビスを外します。

すると、天井の土台を残して本体上半分が外れるので、配線を切らないように注意してひっくり返した後

蝶番の5本のビスも外し

ゴムパッキンの上に「起毛隙間テープ」を貼っていきます。
蓋を閉じると、この起毛が蓋と密着することでカメムシの侵入を阻止できる手はずです。
4辺に隙間テープを貼った後、再び配線を切らないように注意しながら元に戻して作業終了です。

隙間テープを貼ってMaxFanの蓋を閉じてみたところ、良い具合に隙間が埋まっています。

カメムシは暖かい時期より寒くなり始めた頃の方が、寒さをしのぐためにAMITYへの侵入を試みる個体が激増しますから、実際にこの隙間テープの効果を確かめることができるのは、晩秋になると思います。

効果のほどは!カメムシの侵入を阻止せよその3に続く

カメムシも悪臭を放たず、カブトムシやクワガタムシのようにツノでも付いていれば子供たちから人気がでるのに、神様のいたずらなのでしょうか。

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