休暇村と言えば全国にある宿泊施設ですが、多くの休暇村(全ての施設ではありません)にはオートキャンプ場が併設されています。
休暇村の宿泊施設は部屋も食事もクオリティーが高く、施設利用者は多いのですが同じように併設されているキャンプ場もクオリティーの高い場所ばかりです。別料金を払うことで館内の温泉施設も使えるので快適なキャンプ生活が期待できます
桜が日本のあちこちで開花し始めたとの報道が流れ始めてる2020年4月3日、福井県の休暇村越前三国のオートキャンプ場へ2泊3日の日程で出かけました。我が家から約250㎞、3時間半ほどの距離です。
住所 | 福井県坂井市三国町崎15−45 |
電話番号 | 0776−82−7400 |
標準オートサイト 全39画に電源あり 芝生、土 | 幼児(4歳以上)〜大人 550円/1人 サイト使用料4,500円 |
炉付きサイト 全11画に電源あり 芝生、土 | 幼児(4歳以上)〜大人 550円/1人 サイト使用料5,000円 |
入浴施設 | 11:30~14:00※金曜日はメンテナンスのためお休み 大人600円 小学生・幼児450円 3歳以下無料 病後回復 / 関節痛 / 筋肉痛 / 五十肩 / 痔 / 神経痛 / 打ち身 / 美肌効果 / 慢性消化器病 /冷え性 泉質 / ナトリウム・カルシウム塩化物泉 現在新型コロナウイルスの影響で、キャンプ場利用者は利用不可の場合あり |
ペット | 可 |
注意点 | 上空からトンビがキャンパーの食べものを狙っていて、横取りされる場合があるため 上空に警戒が必要 |
周辺施設 | 東尋坊、越前松島水族館、コーヒー&レスト アメリカン、 ファミリーマート 坂井三国東尋坊店、芝政ワールド、三国温泉ゆあぽーと |
ここはAMITYを買う前に一度オートキャンプで利用した事があり、とても快適に過ごせたので再訪です。
広く手入れが行き届いた芝生のサイトそれぞれに電源施設と専用の炊事場が付いており、ゆったりと使うことができるのも高ポイントです。
毎回チェックするトイレは、素晴らしく綺麗とまでは行きませんが充分合格点ですし、適切な数があるので朝などトイレ渋滞で待たされることが少ないと思います。
![](https://cckota.com/wp-content/uploads/2021/08/img_map-800x588.png)
![](https://cckota.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_0042-1-1536x1152-1-800x600.jpg)
到着後外で過ごすためにシェルターを設営します。
キャンピングカーを移動&宿泊の手段として使う方がいる一方、私たちはできるだけシェルターやタープを一緒に設営することにしています。ちょっと面倒ですがこうすることで外で過ごす楽しみも味わえるわけです。
![](https://cckota.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_5689-800x1067.jpg)
夕食後温泉に浸かって就寝です。
翌朝海岸まで散歩してみます。
日本海側の透明度の高いきれいな海です。
![](https://cckota.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_0043-1536x1152-1-800x600.jpg)
![](https://cckota.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_0045-800x1067-1.jpg)
海水は澄んでてきれいなのですが、海岸がいけません。
ここの海岸は外海に面しているので漂着物だらけです。しかもその多くのゴミにハングル文字が書かれています。地理的に海の向こう側には朝鮮半島がありますので、そこから流れてきたのでしょう。
ちょと悲しくなりますね。
![](https://cckota.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_0047-800x1067.jpg)
さて、私は昼食にどうしても牛丼が食べたくなりました。どうしてもです。
ですが、周辺には牛丼屋さんはありません。
しかたが無いので、近所のファミリーマートで牛丼を買います。
コンビニでレンチンしてもらっても良いのですがキャンプ場に戻る頃には牛丼は若干冷めちゃいます。
実は、少し前にAMITYに電子レンジを増設したので、早速使うことに。
いやぁ〜電子レンジって便利ですね。キャンプ飯にレンジなんて要らない!と粋がっていたのですが、速攻で取り消しました。電子レンジはあった方が絶対に良いです!
午後のTeatimeにも電子レンジが活躍します。
551で有名な蓬莱の豚まんを持ってきたのですが、フライパンにバターを溶かし入れてその上に電子レンジで軽く暖めた豚まんを投入。その上からミートプレスという鉄板を乗せ押しながらジュージュー焼いていきます。焦げ目が付いたらできあがり。
外はカリッカリで中はふわふわジューシーの焼き豚まんのできあがりです。
これ、とても美味しいのでお試しください。
![](https://cckota.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_5700-800x1067.jpg)
受付で聞いてはいましたが、実は新型コロナウィルスの影響でキャンプ場利用者は施設宿泊者が多い土日は休暇村施設内の温泉が使えないのです。
今日は土曜日なので温泉には入れません。
キャンプ場利用者だけが使えないって言うのは正直ちょっと納得できかねますが、それが決まりなら仕方がありません。
今夜はお風呂を我慢して、明日受付で紹介された外部の温泉施設に行くことにしました。
天気予報によると、これから天気は下り坂で夕方には雨が降る様です。
雨が降るとシェルターは濡れちゃいます。濡れたあとはできるだけ速やかに乾燥させなくてはいけません。どうせ明朝は撤収しなくてはいけないシェルターなので、降られる前に撤収することにしました。就寝はAMITYの中なので問題ありません。
シェルターの代わりに小型のタープを張ることにしました。タープでしたら手入れも簡単ですからね。
![](https://cckota.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_0051-800x600.jpg)
タープ設置後しばらくすると強い風が吹き始めました。
海に近いので海風がダイレクトに吹き込むようです。
小型のタープなのですが強い風をまるで帆のように受けてオーニングもバタつき始めたので、張り綱を調節して風を流すようにタープの角度を変えます。
![](https://cckota.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_0055-800x600.jpg)
これでバタつきはかなり収まりましたが、風はどんどん強くなっていくので最終的にタープやオーニングの破損を防ぐためにどちらも撤収して車内で夕食をとることにしました。
お風呂は我慢なので、タオルを水で濡らして軽くレンチンして熱めの濡れおしぼりを作ります。
温泉にはかなわない物の、これで体を拭くことでスッキリです。やっぱ、電子レンジ便利!
翌朝、あたりを見回すとやはり昨夜はかなり荒れたようで傾きかけたテントもありました。
倒壊しなくて良かったです。
私らも夕方に撤収していなかったら、夜間に濡れながら外での撤収作業を余儀なくされたかもしれません。
片付けはほぼ終わっているので、周辺に落とし物、忘れ物が無いか確認した後、早々にチェックアウトします。
独断によるこのキャンプ場の評価
アクセスのしやすさ | ★★★ーー |
各サイトの広さ | ★★★★★ |
施設の充実度 | ★★★★ー |
トイレの綺麗さ | ★★★★ー |
自然の豊かさ | ★★★★ー |
コストパフォーマンス | ★★★★ー |
総合評価 | ★★★★★ |
紹介された温泉施設三国温泉ゆあぽーとに寄ります。
![](https://cckota.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_0060-1-800x1067.jpg)
住所 | 福井県坂井市三国町宿二丁目18番1号 |
電話番号 | 0776−82−7070 |
温泉施設 | 男女大浴場 <サウナ、水風呂、シャワールーム> |
収容人数 | 浴室(男湯・女湯)各80人、ラウンジ50人、和室(日本間40帖)30人 |
泉質 | ナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩温泉(低張性/弱アルカリ性/高温泉) |
効用 | 筋肉痛 神経痛、冷え症、病気回復期、疲労回復、健康増進、虚弱体質、慢性婦人病 アトピー性皮膚炎、その他諸症状 |
営業時間 | 10:00〜23:00 毎月第3水曜日休館 ※祝日の場合は翌木曜日が休館となります。 |
料金 | 大人(中学生以上) 500円小人(小学生以下) 200円 3歳未満無料 障がい者 大人(中学生以上) 400円 障がい者 小人(小学生以下) 160円 |
館内から日本海が一望できます。
![](https://cckota.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_0063-1536x1152-1-800x600.jpg)
![](https://cckota.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_5704-1536x1152-1-800x600.jpg)
食事もここで済ませ早めに帰路につきますが、このあとかなり怖い思いをすることになります。
帰路は北陸道から名神を通るルートと、舞鶴若狭道を通るルートがあります。
往路は名神を使ったので帰りは渋滞も考慮してハンドルを舞鶴若狭道に向けます。
舞鶴若狭道は対面通行区間が多いのであまり好きではないのですが、渋滞よりはましですし往路と違うコースを走りたかったので。
お天気はやや荒れ模様、雨は降っていませんが風がやや強い状況です。
キャンピングカー、特にキャブコンは車高が高いため横風や大型のトラックなどに抜かれるとき、風圧の影響を大きく受けるのでハンドルが取られやすい傾向にあります。
特にトンネルを出たばかりの場所や風が抜ける高架を走行中は要注意です。
それは重々承知していたつもりだったのですが、舞鶴若狭道に入ってまもなく海に近いトンネルを抜け高架にさしかかったときです。右側から「バンッ!」とまるで叩かれたような衝撃に近い突風にあおられて車体は一気に左側に持って行かれ、危うく壁面に衝突しそうになりました。速度は時速90キロほどです。
ここでハンドル操作と同時にブレーキを強く踏むとハンドルを切った方向と逆側に車体が大きく傾くことは経験上知っていたのでブレーキは踏まずアクセルから足を離して必死で緩やかに衝突回避を行い、なんとか、本当になんとか衝突を免れました。
ショックアブソーバーを付けたり足回りを堅くしたり空気圧の調節、車軸にスペーサーを付けて車幅を広げるなどの対策が良いようですが安全運転に勝る対策はありません。
経験上、速度は80㎞/h程度までに押さえると燃費も良く比較的安定するようです。
車種によって差はあると思いますが、今後は安全運転重視をしていこうと改めて心に誓った出来事でした。
最後までお読みいただきありがとうございました
次回は兵庫県養父市、「若杉高原おおやキャンプ場」です。
コメント