能登半島一周 後編
さて、氷見で今晩の食料品を買って宿泊地の休暇村能登千里浜へ向かいます。
ハットリくんの里 氷見
ご存じの方も多いと思いますが、ここ氷見市は藤子不二雄(A)さんの出身地です。
その関係もあるので、藤子不二雄(A)さんの生家、光善寺ほか至る所に藤子不二雄さんのキャラクターであふれています。
比美町商店街には忍者ハットリくんのからくり時計もありますので、興味ある方はお子さんを連れて散策すると喜ばれると思います。
氷見駅と高岡駅を結ぶJR氷見線には、「忍者ハットリくん列車」も走っています。
ハットリくん列車に乗って、雨晴海岸から海越しの立山連峰を見るのもとてもいい思い出になると思います。
また氷見駅には「ハットリくんタクシー」も停車していますし、市街地周遊バスには「怪物くん」が描かれています。
氷見から千里浜のある羽咋市までは熊無峠を超えていきますが、峠道とはいえ特に難所というわけでもありません。峠には昔はレストランがあったのですがいつの間にか廃墟となってしまっています。
著しくは無いものの、富山県もやはり若干の過疎化が進んでいるのかもしれません。
また、ショッピングモールが出来てからは休日の過ごし方が変わったのもあるのかもしれませんね。
休暇村能登千里浜
施設情報
住所 | 石川県羽咋市羽咋町オ70 |
電話番号 | 0767-22-4121 |
開設期間 | 4月1日~11月23日 |
受付時間 | チェックイン:13:00~18:00 チェックアウト:11:00 |
決済方法 | キャンプ場利用者は現金のみ |
キャンセル料 | 当日 50% 7日前~前日 20% |
テントサイト | ドーム型テント付きサイト 5区画 大人520円/1人 小学生520円/1人 幼児520円/1人 サイト使用料5,140円 ペット不可 オート区画サイト 床デッキ付きの区画サイト 道路も舗装されています 14区画 大人520円/1人 小学生520円/1人 幼児520円/1人 サイト使用料3,670円 ペット不可 オート区画サイト 持込サイト(直張り) 2区画 大人520円/1人 小学生520円 幼児520円 サイト使用料3,150円 ペット不可 オートフリーサイト 100張 大人420円/1人 小学生420円 幼児420円 サイト使用料1,250《数値:1250》円 指定サイト(Aサイト)のみペット可 |
設備 | 管理棟 :管理棟が開いていない日は宿泊施設のフロントにて受付 炊事棟(フリーサイト2棟・区画サイト1棟) 自動販売機(飲料水) トイレ 棟管理棟前 フリーサイト2棟 区画サイト1棟 計4ヶ所(和式/男女別/水洗) ダンプステーションなし 夜間照明 AC電源設備無し |
キャンプ場専用駐車場 | 200台/無料 オート区画サイト 全21区画→1区画に付き1台車を横付け可 オートフリーサイト→車両でのフリーサイトへの乗り入れ、駐車は可 管理棟前の2ヶ所も利用可 場内に立ち木、切りかぶ、砂地で柔らかい所、道路が狭い所もあるため乗り入れ、駐車時は要注意 |
入浴施設 | キャンプ場より徒歩5分の「休暇村能登千里浜」の源泉掛け流し温泉の利用が可 受付時間:18:30~20:30 料金:大人700円・小人500円・幼児300円(4歳以上)・幼児0円(3歳未満) |
キャンプ場内 温水シャワー | 利用時間:9:00〜〜18:00 料金:1回200円 7/22~8/31のみ利用可能 |
売店取り扱い商品 | 【キャンプ場】缶ビール・缶ジュース・アイス・氷(夏期のみ) 【本館売店】お土産・缶ビール・缶ジュース・アイス・お菓子 |
最寄り食料品店 | ・ファミリーマート(コンビニ)→車で3分 ・アダチストア(スーパー)→車で7分 ・マックスバリュー(スーパー)※24時間営業→車で15分 |
禁止事項 | 【直火】条件付で可(たき火台を持参すれば可) 【ペット】条件付で可(フリーサイトA地区限定) 【花火】条件付で可(手持ち花火は可(22時まで)) 【発電機】不可 |
独断によるこのキャンプ場の評価
アクセスのしやすさ | ★★★★★ |
各サイトの広さ | ★★★★ |
施設の充実度 | ★★★★ |
トイレの綺麗さ | ★★★★ |
自然の豊かさ | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★ |
総合評価 | ★★★★★ |
山道を降りてしまえば羽咋市は平野となっています。
午後3時過ぎには休暇村に到着です。
休暇村の多くはオートキャンプ場が併設されていて、建物内の温泉も使えます。
施設もキャンプ場もクオリティが高い割には利用料がお手軽なのも魅力なので、私たちは休暇村併設のキャンプ場をよく利用します。
この日は日曜日なので、キャンプ場は完全な貸し切りで松林の中には私たちだけです。
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当然、新型コロナウイルスの感染リスクも無いのでマスクは入浴施設に入るとき以外は不要です。
マスクの無い生活は本当に快適です。なんとか早くコロナウイルスの流行が収束してほしいものです。
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さて、キャンプ場に着いたら早速宿泊の準備です。
雨がしとしと降っているので、このまま車中泊でもいいのですが雨の中いろいろ試したいこともあったためオーニングを広げ、オーニングサイドタープも設置します。
ちょうど良い気温で雨が降っていてもムシムシすることも無く、千里浜からの潮騒とタープを叩く心地よい雨音を聞きながらとても快適に過ごしました。
また、この時期はまだ害虫が殆どいないのが何よりです。
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夕食は氷見で買った焼き肉用のA5ランクの氷見牛、50センチはある大きな一夜干しのイカ、バイガイの煮付けなどをいただきました。
ボイルしたホタルイカですが、ホタルイカは日本各地で水揚げされるのですが、富山湾の深海でのみ産卵するため、この時期の富山湾産のホタルイカは体内に卵をたっぷりと持っているので格別に美味しく、これは他県で水揚げされたものでは味わえません。
実際、富山湾で水揚げされたホタルイカは価格もかなり高めとなっています。
ボイルしたホタルイカはそのまま醤油や酢味噌食べても良いのですが、目玉を取って串刺しにして、炭火であぶったあと、好みの調味料で食べると本当に美味しいんですよ。これ、私のお勧めの食べ方です。
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あとは、かなり面倒ですが生のホタルイカを刺身にして食べるのもありです。
降ったりやんだりしている雨の合間をぬって温泉に入りさっぱりした後就寝です。
千里浜から聞こえる潮騒が心地よいBGMです。
雨晴海岸
翌日は快晴とまではいかないものの、雨は完全に上がってくれました。
もしかしたら立山連峰が見えるかもしれない!
奥さんが期待するのでキャンプ用品を撤収した後、立山連峰のビューポイントで有名な雨晴海岸を目指します。
運良くこんな景色が見られればラッキーなので、道の駅「雨晴」にAMITYを停め海岸に行きます
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残念ながらこの日は特に中国から飛来した黄砂が多いため、やはりうっすらと、ほんのりと見えるにとどまりました。
しかたが無いので、そばにある義経岩を写真に収めます。
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北陸道に乗る前に地元の人しか知らない本当に美味しい鱒寿司を作っているお店へ向かいますが、なんと言うことでしょう、「本日は予約分のみで完売」との張り紙が。
このお店の店主は欲がなく、大量生産は一切しないためこういったことが時々あるのです。だからこそ大量生産の鱒寿司よりはるかに美味しいものが出来ると思うのですが残念。
近所のスーパーに寄って私も奥さんも大のお気に入りの甘めの醤油ととても美味しい味噌をまとめ買いします。
北陸は新潟同様、米所ですのでおせんべいも美味しいんです。
バスケットボールの八村塁くんが美味しいと言ってた揚げ菓子「白えびビーバー」も美味しいのですが、株式会社北越の「一丁焼き」が本当に美味しいんです。
一丁焼きに限らず株式会社北越のおかきは、どれもお勧めです。
なのでこれもまとめ買い、あと途中で食べるお弁当も買います。
本日の北陸道はとても風が強く、左右にかなり振られながらの帰路となってしまいましたが16時前にはなんとか無事に帰宅できました。
見所が多すぎる今回の旅行でしたから、欲を言えばあと1〜2泊はしたかったですね。
まぁ、地元だから見所を知っているというのもあるのですが。
今回の全走行距離、約1,060㎞
最後までお読みいただきありがとうございました。
能登半島一周のいくつかの観光ポイントをまとめた動画です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次は「AMITYで蒜山高原」です。
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