休暇村奥大山、鏡ヶ成キャンプ場

鏡ヶ成キャンプ場

施設情報

中国地方最高峰、鳥取県の大山(標高1,729m)の中腹あたりに位置する鏡ヶ成キャンプ場に出かけました。
このキャンプ場は休暇村奥大山の施設のひとつで標高が約920mの高原にあるため、夏でも涼しく過ごすことができます。
標高が高ければ夏は涼しいのかと言えば決してそうではなく、仮に標高が1,000mあってもさらに高い山に囲まれていたらそこは盆地となってしまい、夏暑く冬は寒くなってしまいます。
ここは、盆地ではないので夏は涼しく過ごすことができます。

「道の駅風の家」で前夜の車中泊

例によって前日の22時半頃に出発。
深夜1時過ぎ米子道の蒜山インターで下り、少し走ったところにあるセブンイレブン蒜山上福田店で翌朝の朝食を買い、「道の駅風の家」で車中泊します。

この道の駅は蒜山周辺で採れた新鮮で美味しい野菜をお安く販売しているので、私たちは蒜山に来たときは必ず野菜を自分たちの分はもちろん、お土産としてもここで買っていきます。
また、昨年9月に訪れたときと比べお手洗いが改装されており、とてもきれいになっていました。

ここでの車中泊は初めてでしたが、夜間車の出入りもほとんどなくとても静かに過ごすことができました。
標高は約485mに位置するため、この時期それなりに冷え込みました。

翌朝、雨の予報でしたがかろうじて降らずにいてくれていますが、間違いなく再び降る感じです。

蒜山で注意しなくてはいけないのが、ガリンスタンドが少ないと言うことに加え、日曜日は営業していない場合が殆どだという事です。
それでも2019年に訪れた時は、少ないながらも日曜も営業しているスタンドはあったのですが、聞くところによると「働き方改革」のため休業を余儀なくされていると言う事です。
もちろん、すぐそばにある米子道蒜山高原SAにもガソリンスタンドはあるので、決して困ることはないのですが、SAのガソリンはかなり割高ですからね。

食材の買い出し

道の駅から国道482号線を5㎞ほど東に走った所にある「みかもストアー」で今夜の食材を調達します。
ここに行く途中、数件のお店はあるのですが、このあたりではここが一番品揃えが豊富です。
このキャンプ場周辺にはお店が無いので、ここで必要な物をきちんと買い出ししておきましょう。

食材を調達した後、道の駅方面へ戻りますが途中のガソリンスタンド、「ENEOS蒜山SS」で給油します。
ここで満タンにしておけば、明日帰宅するまで給油の必要はありません。

13時のキャンプ場のチェックインに合わせ、ハンドルをキャンプ場に向けます。
ここから高さにして440mほど蒜山大山スカイラインを登るのですが、生憎の雨のおかげで辺りは霧に包まれ残念ながら景色を楽しむことはできませんでした。

ほぼ13時ジャストにキャンプ場に到着。
雨はかなり小降りになってきました。
新型コロナウイルス感染予防対策のため、チェックイン時の受付は代表者1人しか入れません。
また、入り口で検温とアルコール消毒など感染予防対策が徹底されているので、安心して過ごすことができそうです。
ただ、残念なのが休暇村を利用するとき楽しみにしているお風呂が、感染防止対策のため宿泊施設の混雑具合によってはキャンプ場利用者が使えなくなっていると言うことです。
この施設での決め事なのでしかたがないのですが、残念です。

このキャンプ場を動画でも紹介していますので、よろしければご覧ください。

吸血害虫ブユには十分な警戒を

キャンプ場内に入ってぼちぼち準備を始める頃には雨は上がってくれました。
受付でコロナウィルスに関する事以外での注意事項として、このキャンプ場でブユに噛まれる被害が多発しているとのこと。
ここへ来る手前の「休暇村蒜山高原キャンプ場」にもブユが多く発生しており、過去に私はかなりひどい被害に遭っているので当然防衛策は考えてきています。
ブユは通常、朝夕に活発に活動するのですが湿度が高い日は一日中活動するので十分な注意が必要です。

虫除けは汗で流れるため高い効果は期待できないので、長ズボンと長袖を着用し、肌を露出させない方法で行きます。
幸い、ここは高原で涼しいのでそれほど苦ではありませんし、ブユに噛まれるよりずっとましです。

オーニングとオーニングサイドタープを設置し、虫除け効果が高いと評判の「森林香」も焚きます。さらに、気休め的な感もあるのですが、ブユの天敵「トンボ」のレプリカ「おにやんま君」にも頑張ってもらうことにしました。

夕食は「みかもストアー」で買った「蒜山焼そばキット」を使った「蒜山焼そば」と炊き込みご飯です。
高地での炊飯は芯が残りやすいのですが、900mほどの高さではまだ大丈夫なようです。

夜間の外気温は11℃台、なかなかの冷え具合です。
雨はすっかりあがり、星空もきれいに見えます。
放射冷却で翌朝の気温が心配でしたが、11℃を下回ることはなく、グッスリと休めました。
翌朝はカッコウやホトトギスの大きな声で目が覚めます。
高原のキャンプ場ならではですね。
昨日の雨は嘘のように晴れ上がっています。

私たちは人の手が加えられたような感じが少なく、美しく深い自然に囲まれたこのキャンプ場の虜になってしまいました。

チェックアウトは11時なので、それに合わせて帰宅準備です。

このキャンプ場の周辺はとても景色が良く道路も非常に走りやすく整備されているので、オートバイのツーリストがとても多いのが特徴です。

その走りやすい道路の沿いにキャンプ場があり、特に電源サイトはその道路のすぐそばなので、日が登ると爆音を轟かせたバイクがひっきりなしに通るので、その爆音で朝はゆっくりと寝ている事ができず、それがこのキャンプ場の一番の残念なところかもしれません。

夜間は非常に静かに過ごせます。


昨日は楽しむことができなかった蒜山大山スカイラインでの景色も最高の状態で楽しめました。
特に「鬼女台展望台」からの景色は最高でした。

渋滞に巻き込まれたりすることなくスムーズに帰宅。
翌日にはすでに「鏡ヶ成キャンプ場」の次回の予約を入れてしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございました、次は「サン・ビレッジ曽爾と赤目四十八滝」です。

住所鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709−1
電話番号0859-75-2300
キャンプ場専用駐車場あり/50台/無料
開設期間5月上旬~10月下旬
利用時間チェックイン:13:00~19:00
チェックアウト:11:00
料金オートACサイト
15区画
大人520円/1人
小学生520円/1人
幼児520円/1人
サイト使用料3,670円

オートサイト
32区画
大人520円/1人
小学生520円/1人
幼児520円/1人
サイト使用料3,150円

フリーサイト
30区画
大人520円/1人
小学生520円
幼児520円
サイト使用料1,050円
支払いキャンプ場利用はクレジットカード不可
設備管理棟
サニタリー棟(1棟)
コインランドリー【洗濯機】1台(¥150/40分)
        【乾燥機】1台(¥100/30分)
炊事棟(7棟)
トイレ棟(6棟)(洋式/男女別/水洗)
        【身障者用トイレ】あり
        【ダンプステーション】なし
売店:菓子類/インスタント食品/飲料水/キャンプ用品/虫除け(森林香など)
自販機(アルコール類)
自販機(飲料水)
夜間照明
ファイヤーサークル
多目的広場
入浴施設キャンプ場より徒歩10分の「休暇村奥大山」の天然水浴場の利用が可
受付時間:13:00~20:00
料金:大人520円・小人310円
備考:新型コロナウイルス感染対策のため、休暇村利用者が多い場合は、キャンプ場利用者の利用が制限される場合があります
ペットの可否条件付き可(サイト周辺に繋いでおく)
禁止事項【直火】不可
【花火】条件付で可(手持ちのみ可)
【発電機】不可

独断によるこのキャンプ場の評価

アクセスのしやすさ★★★★
各サイトの広さ★★★★★
施設の充実度★★★★
トイレの綺麗さ★★★★
自然の豊かさ★★★★★
コストパフォーマンス★★★★★
総合評価★★★★★

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