四国カルスト
キャンピングカー、アミティを購入するずっと前から気になっていた場所、四国カルストへようやく出かけることができました。
カルスト地形とは、水に溶けやすい石灰岩の様な岩石からなる土地が、雨水などによって侵食されてできた地形の総称だそうです。
四国カルストには、ボコボコと一抱え、ふた抱えもある、無数の白っぽい岩がまるで羊の群れのようにゴロゴロと地表に顔を覗かせています。この白っぽい岩が石灰石なのでしょう。
四国カルストはカルスト地形そのものも見応えがあるのですが、愛媛県と高知県にまたがる山々の稜線を走るため、周囲に遮るものが皆無なので、晴れていると本当に気持ちよく走ることができます。
四国カルストへ向かう途中には長く深い谷が見られますが、その谷底にも巨大で白っぽい岩石が数多く見られるのでこの周辺の山々には石灰岩が多く含まれているのでしょう。
特に「やなだにキャニオン」と呼ばれている渓谷はかなり深い谷で、一見の価値はあります。
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春先に四国カルストへ向かうときに気をつけなくてはいけないのが、積雪による通行止めです。
四国カルストは標高1,000m〜1,500mほどの、愛媛県と高知県の県境にあたる稜線にあり、高知県高岡郡津野町から愛媛県西予市野村町に至る一般県道383号四国カルスト公園縦断線は、例年、積雪及び凍結が見込まれる冬期は通行止めとなります。
毎年3月下旬に解放されるのですが、その年の積雪量や気温などによって解放される時期はまちまちですから、3月や12月に訪問したい場合、私は電話で直接確認を取りましたが、愛媛県のホームページなどで確認を取ると良いと思います。
今年2023年は3月17日(金)13時より通行可能となったようです。
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次に気をつけたいのが車の大きさと道幅です。
私自身は未確認ですが、SNSで知り合った方の話しでは、高知県側から向かう場合は、大型のバスコンでも余裕で行けるようです。
私の場合、今回の旅行のメインは愛媛県の高松市でしたので、愛媛県側からのアプローチとなり、ネットで検索すると部分的に細い道路もあるようでツイ友に教えてもらったコースを走ることにしました。
もう一点、重要で注意したいことがあります。
四国カルスト周辺には公衆トイレがありません。
簡易宿泊施設の姫鶴荘にはトイレがあるのですが、春先はまだ営業していないためトイレのドアには鍵がかけれられており、使用できない状態となっています。
少し離れた高級宿泊施設「星降るヴィレッジTENGU」にはトイレはあると思うのですが、一般の訪問客が使わせてもらえるかどうかは未確認です。
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目的地手前の10キロ程度はかなり道幅が狭くなり、場所によってはすれ違いが困難な場所も無くはないのですが、前後に十分な退避スペースもあり、それほど厳しいと言うわけでも無く、アミティでの走行では全く支障はありませんでした。
上記の地図にある「道の駅 天空の郷さんさん」は、四国カルストを訪れた帰りに、車中泊で一晩お世話になりました。
この道の駅は車通りの多い幹線道路沿いでしたが、夜間は車通りも減るため快適に過ごすことができました。
翌朝、店舗が開く前に、店舗そば、敷地内のテントで売られてた焼き栗の美味しそうな香りに釣られて一袋購入。焼きたての焼き栗はホクホクでなかなかのお味でした。
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せっかく愛媛県に来たのですから、温泉に入らずに帰るわけにはいきません。
愛媛県在住のツイ友さんに教えていただいた「たかのこのホテル」併設の「たかのこの湯」を利用させてもらいました。
ここのお湯は、地下1200mから湧き出る47℃の高温で良質の源泉が特徴で、湧き出た温泉に加温などせずそのまま使用しています。
そのため、その日によって温泉の温度などに若干のばらつきがあるようですが、入浴後は肌がツルツルになる美肌の湯です。
入浴者は館内の食堂では割引価格で食事ができます。
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